A$AP Fergの面白さについて
A$AP Fergとは、ハーレムを拠点とするHIPHOP集団A$AP Mobのメンバーです。
A$AP Mobのリーダー的存在であるA$AP Rockyの二番手に位置するのがA$AP Fergといった感じでしょう。
A$AP Fergのラップの特徴は、フローの癖が強いこと。これだけでも十分に「面白い」存在です。ん?面白い?
私と同世代の人に「黒人ってなんかウケる」という感覚があるように思えます(私だけかもしれませんが)。それは、エディ・マーフィー、クリス・タッカー、オスマン・サンコン、ボビーオロゴンなど、幼少期から思春期にかけて触れてきた黒人がみんなファニーだったということに起因していると思います。
そして、最近の「なんかウケる」「面白い」黒人がA$AP Fergなのです。
まず顔が面白い。完璧な楕円形というかキウイみたいです。顏の真ん中をピアノ線で切って二つにしたら全く同じ容積になるような顔です。
そして、ラップ。次のPVを見てください。
かっこいいですね。でも、笑えます。
「bathroom buggin'!」のところ最高です。 「buggin'!」がこだましてます。
てかてかのパンティーみたいな布をかぶってNYと書かれたトレーナーを着ながらチャリに乗って「buggin'!」ですからね。
続いてです。
もしかして、周りにもいじられてるんじゃね?と思わせてくれる曲です。
SkrillexがA$AP Rockyと作った曲に比べると大分いじられているように感じます。
続いてです。
これは文句なしで面白いです。Mobとして面白い。PVがチープだからどうこうではなく、半裸の黒人がふらふら群れを成しているところが面白いです。なぜか全員半裸じゃないのも面白いです。
中腰でぐるぐる動いてたり、カメラをみんなで追いかけたり、白人が一人いて一番だらしない体型だということも面白いです。
そして、A$AP Fergの雰囲気を壊しかねないふざけたフローも最高ですね。水色のバンダナを首にしているのもいいですね。
最後です。
かっこいいPVです。でもやはりA$AP Ferg「レェンボォ~」という癖のあるランボが気になりますね。
我々が求める黒人像を見せてくれるA$AP Fergをこれからも注目していきましょう。